ABOUT STUDIO SOIL
土と出会い、
この場所が生まれるまで。
Studio Soilは、東京・新小岩にある小さな陶芸スタジオです。
土に触れ、自分の手で形をつくる。 思い描いた形にならなくても、またやり直せばいい。
誰かと比べることなく、自分のペースで土と向き合い、つくる時間そのものを楽しんでほしい。
そんな想いから、Studio Soilは生まれました。

HOW IT STARTED
陶芸との出会い
ロンドンのCentral Saint Martinsで学び始めた頃、ファッションやグラフィックデザイン、ファインアートなど、さまざまな表現に触れる機会がありました。
けれど、どれも自分の中では、どこかしっくりとくるものがありませんでした。
そんな初年度の終わり頃、初めて粘土に触れる機会がありました。
頭の中に思い描いたものが、自分の手を通して形になっていく。


ほんの少しの調整も、自分の手で自由にできる。思い通りにならなければ、またやり直すこともできる。
そして、自分の手から生まれたものが、形あるものとして残っていく。
その自由さと喜びに、すっかり魅了されました。
時間を忘れて、いつまでも土に触れていたい。
それまで感じたことのなかった、夢中になれるものに出会った瞬間でした。
その後、陶芸を専門に学び、日本でも陶芸を教えるようになりました。
WHY STUDIO SOIL
Studio Soilを始めた理由
自分自身、昔からマイペースな性格で、何かをするときも、じっくり時間をかける方でした。
陶芸を教えるようになってから、限られた時間や決められた工程の中で作品を完成させることに、少し窮屈さを感じることがありました。
せっかく土に触れるなら、完成を急ぐのではなく、もっと自由に、ゆっくりと土と向き合ってほしい。
自分のペースで試したり、やり直したりしながら、つくる時間そのものを楽しんでほしい。


かつて自分が初めて土に触れたときに感じた、あの自由さや夢中になれる喜びを、もっと多くの人に知ってもらいたい。
そんな想いから、自分が理想とする陶芸の場所、Studio Soilをつくりました。
だからこそ、焦らず、時間をかけて土と向き合ってほしい。
自分の手から生まれた形、選んだ色、指の跡や少しの歪み。
そうした一つひとつに、その人らしさが表れていくと思います。
陶芸を教えるうえで大切にしているのは、その人が「つくりたい」と思ったものを尊重することです。
もちろん、形にするための技術やコツはきちんと伝えます。
でも、少し失敗しそうだからといって、すぐに手を出して完成させてしまうことは、なるべくしないようにしています。
土は、失敗しても、またやり直すことができます。


そして、自分では失敗したと思った形も、誰かの目にはとても魅力的に映ることがあります。
技術的な上手さだけでは測れない、値段にも置き換えられないものが、手でつくることにはあると思っています。
自分の手でつくり上げた作品は、どこか自分の子どものように、自然と大切にしたくなる存在になることもあります。
そんな、自分だけの作品が生まれる時間を大切にしています。
THE NAME “SOIL”
Soilという名前に込めた想い
「Soil」は、英語で「土」を意味します。
土は、さまざまな命が生まれ、育まれる場所。
そして、私たちがいつでも立ち返ることのできる原点でもあります。
Studio Soilという名前には、そんな土のように、何かが生まれ、育ち、自分自身の原点に戻れる場所でありたいという想いを込めています。
自分の手で土に触れ、時間をかけてつくり上げた作品は、完成した瞬間が終わりではありません。


日々の食卓に並び、暮らしの中で使われ、時間をともにすることで、少しずつ表情を変えていく。
やがて、その人の人生の一部として、かけがえのない存在になっていく。
Studio Soilが、そんな作品の生まれる場所でありたいと願っています。
OUR VISION
これからのStudio Soil
初めて陶芸に触れる方にも、安心して土遊びの楽しさを知ってもらえる場所でありたいと思っています。
そして、何か嫌なことがあった日や、少し気持ちが落ち込んでいるときにも、訪れたくなるような場所に。
土に触れ、目の前の作品に集中するうちに、少しずつ気持ちが落ち着いたり、頭の中が整理されたり。
そんな時間を過ごしてもらえたら嬉しいです。


また、陶芸を通じて、同じ楽しさを分かち合える人たちとの新しいつながりが生まれる場所にもしていきたいと思っています。
一人で静かに土と向き合う時間も、誰かと一緒につくる楽しさも、どちらも大切にできる場所。
Studio Soilが、皆さんの日常にそっと寄り添い、いつでも自分のペースに戻れるような場所であり続けたいと願っています。

